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CAD /CAM冠の適用範囲の拡大 (金属アレルギーにも)

金属を使わない白い歯 CAD/CAM冠について説明します。

CAD/CAM冠とは、ハイブリッドレジンブロックをコンピュータ支援によって加工した白い被せ物です。コンピュータ上で設計し、器械で専用のブロックを切削・加工して白い歯を作ります。

2014年よりCAD/CAM冠の保険適用が開始され、徐々に適用範囲が拡大されています。それ以前は保険治療の場合、治療で使える材料が決まっている為、奥歯は銀歯(金銀パラジウム合金)  前歯は金銀パラジウム合金の土台に白いプラスチックを装着した物しか選択肢がありませんでした。

まず小臼歯からCAD /CAM冠が保険適用となり、第一大臼歯に拡大され、今年の秋から前歯にも適用される事になりました。当院で使っている器械に適応するブロックがまだ流通していないため、来月くらいには当院でも前歯にCAD/CAM冠を使用できるようになると思います。

CAD/CAM冠が保険適用になり6年以上が経ち、丈夫で長持ちする材料である事が判り、金属アレルギーの心配のない安全な材料である事に加えて、近年パラジウムの高騰により銀歯でも治療費が高くなり、徐々に適用範囲が拡大されたと考えられます。昔治療して入れた金属の被せ物が気になる(白くしたい)方にはお勧めです。ただし、激しい歯軋りブラキシズムのある方にはお勧め出来ない場合もありますので相談の上、治療を検討してください。

また、金属アレルギーのある方には第二大臼歯まで適用されますので歯科医師と相談してみてください。