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食育について

4月に入り、学校歯科健診が始まりました。ここ何年かは、歯並び噛み合わせが悪い生徒が増えている事は目立ちます。食生活に大きく関わりがあります。

今回は、食育について述べていきます。食育は、生涯にわたって健全な身体と心をつちかい、豊かな人間性を育む基礎となるべきものです。

子どもの食生活でどのようなことが問題になっているでしょうか。次にあげるようなことがないでしょうか。

好きなものを、好きな時に食べる。  間食を食べる回数が多い。  朝ごはんを食べない。  一人で食事をする(孤食)あるいは、家族がそれぞれ自分の好きなものを食べる(個食)事が多い。

 

大切な事は、規則正しい食習慣  栄養バランスの良い食事  早食いにならないようしっかり噛んで食べる習慣、何より大事な事は食事が楽しい事です。今日あった出来事や料理の味や内容など話し合いながら、好き嫌いも少しずつ改善出来れば良いですね。

よく噛んでゆっくり食べることにより以下のような効果が期待されます。

肥満を予防  味覚の発達  言葉の発達  脳の働きが活発になる  虫歯や歯周病を防ぎ歯並びも良くなる  ガンを防ぐ  胃腸の働きを高める  全身の体力向上

一口20回を意識して噛みましょう、20~30分かけて食事をしましょう、と言われています。具材を少し大きめに切ったり、歯ごたえを残すなどの工夫もする事をお勧めします。