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ラグビーワールドカップ 

9月20日よりラグビーワールドカップがアジアで初めて日本で開催され、1か月半にわたり行われ11月2日に決勝を迎えようとしています。自分が大学でラグビーをやっていた頃、1987年に第1回大会が開催されTV中継される事により初めて世界のラグビーを知り、技術の高さ、身体の大きさに驚きました。

負け続けていた日本ラグビーに転機が訪れたのは、2003年に国内にトップリーグが発足した事が第一です。徐々に世界の一流プレーヤーが参加し、コンタクトの強さ、スキルを肌で感じる事が出来、試合のレベルが数段アップしました。また、スーパーラグビーへの参入、ITC情報ネットワーク・SNSなどの発展により世界レベルの技術や戦術を見て学ぶことが出来やすくなり、相手国を研究しやすくなった事も良い方向に進んでいると考えられます。この辺りは日本の得意なところであり、スピードに富んだ日本独自のラグビーが出来つつあり、前回のワールドカップでの3勝、今回の予選全勝に繋がっていると思われます。また、日本の選手の練習に対する取組姿勢、勤勉さ、やり抜く強さには他国のチームも脅威に感じているようです。

日本代表チームは、ラグビーに携わっていた人や現役選手の誇りであり憧れでありリスペクトされる特別な存在です。今大会の活躍で、日本中がラグビーに熱中し応援している光景を見て、非常に嬉しいですが、一時的なブームに終わらずラグビーが文化に馴染んで貰えることを期待します。沢山の子供達がラグビーに触れる事により、層が厚くなり代表レベルの選手が増えていけば、ワールドカップの成績もまだ一段上がるでしょう。

自分の事になりますが、昨年度2年間の研修を経て、スポーツデンティストの資格を取得しました。食事や栄養バランスの大切さ、科学的な練習の量・質が怪我の防止に繋がる事、ゲーム中の怪我の診断や一次処置など様々な事を学びました。現在指導している広島大学ラグビー部に還元するつもりです。また、高校ラグビーでは早くからマウスガードの着用を義務付けているため、野球・サッカー・バスケットボールなどの他の球技より口腔内の怪我が少ない事が分かっています。肘やボールなどが怪我の要因になることを周知させて、様々なスポーツにマウスガードを普及させる事も務めであると考えております。

これからも自分とご縁のある全ての方に感謝して、スポーツや診療を通して地域の方の健康に微ながら貢献していきたいと存じます。

南アフリカのデクラーク選手とのツーショット

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薮本歯科クリニック
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